15FSCW第15号
2015年11月24日


広島市健康福祉局保健部食品保健課・食品指導課
ご担当者様


食の安全・市民ホットライン
食の安全・監視市民委員会
代表 神山美智子

「食中毒事件」の二次被害発生の防止を求めます



 食の安全・監視市民委員会は、食の安全問題を調査し、政府や自治体及び事業者等に様々な意見・要望等を行うことを目的として、2003年に設立された市民団体です。また、2010年からは、食の不具合情報の情報収集機関である「食の安全・市民ホットライン」を展開しております。


 2015年11月9日から10日に広島市中区の「世羅別館」(旅館)に宿泊した高校生が、2015年11月10日から嘔吐、下痢などを発症し、検査結果から、患者からノロウイルスが検出されたため、2015年11月13日に広島市は集団食中毒事件を発生させた「世羅別館」の飲食部門に対する営業禁止命令を出した旨の情報を広島市の公式ホームページに掲載しております。本件に関して、広島市が2015年11月12日の時点で「世羅別館」に営業自粛要請をしたのにも関わらず、飲食部門の営業を続けたために、2015年11月12〜13日に宿泊した小学生らが新たに食中毒を発症したと報道されています。

 「食の安全」を守る活動を行っている当会としては、このような食中毒事件における二次被害者を出したことは断じて認められないので強く抗議をします。同時に、関係各所におかれましては、二度と同じような被害者を出さないため、迅速に再発防止策を公表することを要望します。
 お忙しいところ恐縮ですが、下記の問題点に対するご回答・改善策を2015年12月20日までに書面にていただけますようお願いいたします。なお、本要請書及びご回答につきましては、食の安全・監視市民委員会および食の安全・市民ホットラインのホームページで公表させていただきますので、予めご了承ください。




1.「世羅別館」は、なぜ広島市の営業自粛要請を無視して飲食部門の営業を継続したのでしょうか。また、それに対して広島市はどのような対応を講じたのでしょうか。


2.2015年11月23日現在、新たに食中毒を発症した小学生など詳しい経緯が広島市の公式ホームページに掲載されていないのはなぜでしょうか。


3.「世羅別館」の公式ホームページ(2015年11月23日現在)には、「食中毒事件被害者」に対する謝罪などは記載されていますが、食中毒事件の詳しい経緯や広島市の営業自粛要請を無視した原因など記載されていないため、「消費者」や「事件被害者」に対する説明責任や情報公開は不十分といえますが、いかがでしょうか。


4.また、広島市、「世羅別館」ともに、今回の食中毒事件の問題点や二重の被害者を出さないための再発防止策が示されていませんが、なぜ再発防止策などを策定公表しないのでしょうか。

以上

◆活動報告トップページに戻る