いわゆる「健康食品」の広告掲載についての申し入れに対する回答(読売新聞社)

2004年3月9日

食の安全・監視市民委員会
代表 神山 美智子 様

読売新聞東京本社
広報部次長 大久保弘道

拝復 読売新聞社・ヨミー編集部あてにいただききました貴委員会からの申し入れに対し、
当社の見解を回答させていただきます。

広告内容の責任は、原則的には広告主にあると考えていますが、新聞の社会的影響を考慮し、当社では、広告掲載基準を設けています。これは、日本新聞協会策定の「新聞広告倫理綱領」を踏まえたもので、この基準に基づいて、読者に不利益となる広告を排除するための社内審査を行っています。ヨミー誌上の当該広告も、この基準による社内審査を経て掲載されました。

貴委員会から薬事法や健康増進法、あるいは景品表示法に違反するのではないかとのご指摘を受けました広告表現につきましては、ただちに違反とは言えない、と当社では判断しております。また、この広告表現に関して、今回、東京都の担当者に意見を求めましたところ、当社と同じ見解であったことを申し添えます。

健康食品等の広告をめぐり、昨年は、健康増進法や景品表示法が相次いで改正されました。この法改正の趣旨に添って、引き続き厳格な審査を行っていきたいと考えておりますので、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

敬具