添加物の不純物の安全性確保についての要望書(質問状)
2025年9月26日
消費者庁長官 堀井奈津子様
食の安全・監視市民委員会
共同代表 佐野真理子 山浦康明
添加物の不純物の安全性確保についての要望書(質問状)
近年輸入の食品添加物が多いことから、国内とは異なる製造方法で作られた食品添加物には不純物の残留が懸念されます。従前の純度規格が遵守されているか否かの不安とともに、未知の不純物の残留に不安があり、対策の強化が必要と考えます。そこで、以下の事項について貴庁に要請し、回答をお願いします。
記
1.食品添加物それぞれの輸入量、国内出荷量に占める割合、輸入先を事業者に報告させ、集約して報告してください。
2.着色料、甘味料などをはじめとして、食品添加物の製造方法(精製方法と純度の確認を含む)の確認・届出を事業者に義務づけることを検討してください。
3.食品添加物の不純物・汚染物質について、改めて調査研究を実施し、純度規格を見直してください。
4.すでに不純物・汚染物質の残留について疑義の呈せられている以下の食品添加物について、市販食品添加物原体を事業者から提供させ、早急に分析して報告してください。
(1)紅麹色素のシトリニン、モナコリンK
(2)ムラサキトウモロコシ色素のフモニシンB1
(3)スクラロースのスクラロース-6-アセテート
5.以上の件につき、10月15日までにご回答をお願いします。
以上