消費者から寄せられた「牛生レバーの生食への疑問」に関する質問書

16FSCW第7号
2016年9月16日
厚生労働大臣 塩崎恭久様
食の安全・市民ホットライン
食の安全・監視市民委員会
代表 神山美智子
消費者から寄せられた「牛生レバーの生食への疑問」に関する質問書
  食の安全・監視市民委員会は、食の安全問題を調査し、政府や事業者等に様々な意見・要望等を行うことを目的として、2003年に設立された市民団体です。また、2010年からは、食の不具合情報の情報収集機関である「食の安全・市民ホットライン」を展開しております。
食の安全・市民ホットラインを運営する食の安全・監視市民委員会(以下、当会)に対して、消費者から「ネットを検索すると、法律で規制されているはずなのに、生で食べられそうな牛生レバーをネット通販で手軽に買える状況です。食中毒にならないように気をつけている消費者にとって、こんな状況は安心できない」という声が寄せられました。

当会事務局でネット調査したところ、例えば牛生レバーの生食が可能と誤認されるような牛生レバーのネット通販の広告が実際に存在するという状況でした(別紙)。
つきましては以下、質問いたします。回答は2016年9月30日までに書面にてお願いいたします。なお、本質問書及び貴所のご回答は、食の安全・監視市民委員会および食の安全・市民ホットラインのホームページで公表する予定ですので、予めご了承ください。

1.生で食べられそうな牛生レバーをネット通販で手軽に買える状況であるという事実を把握していますか。

2.業界(ネット通販している事業者等)などに、牛生レバーの食中毒リスクについて正しい啓発など行政指導をしていますか。

以上

特定非営利活動法人日本消費者連盟
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