日本マクドナルドが輸入する中国産鶏肉についての質問書に対する回答

食の安全・監視市民委員会
代表神山美智子様

2013年2月8日(金)
日本マクドナルド株式会社
コーポレートリレーション本部
広報担当部長蟹谷賢次

平素より日本マクドナルドをご利用いただきまして誠に有難うございます。
また、この度は弊社の商品に関わります原材料につきましてお問い合わせ頂き有難うございます。
“食の安心、安全”につきまして、弊社、食の事業に携わる企業といたしまして、何をおいても最優先に取り組むべき事項であることは申し上げるまでもございません。日々その実行に取り組んでいる次第でございます。
以下がお問い合わせ頂きましたご質問とお答えでございます。ご査収いただけましたら幸いでございます。

Q1. 中国から日本マクドナルドへ鶏肉(加工品)を輸出している企業名を教えてください。
A1. 弊社は、中国原産の鶏肉につきましては、HusiFood Company等の企業から輸入をしております。

Q2. 輸出企業の中に河南大用食品グループも含まれていますか。
A2. Husi Food Companyは、一部、阿南大用食品グループから原材料の鶏肉の供給を受けておりますので、日本マクドナルドは鶏肉原料の一部に河南大用食品グループの鶏肉を扱っていることとなります。マクドナルドは、グローバル基準で高品質で安全な商品の提供をお約束しております。マクドナルドは、農場から店舗に至るまでの一貫した品質および衛生管理に取り組んでおり、河南大用食品グループを含め、すべてのサプライヤー(養鶏場、食鳥処理場を含みます)に品質および衛生管理にかかわる厳格な基準の遵守を要求しております。

Q3.日本マクドナルドへ輸出している養鶏場での抗生物質使用実態(休薬期間・残留検査体制)はどのようになっていますか。
A3.マクドナルドのグローバル基準には、抗生物質など薬剤の使用目的の制限や使用方法に関する基準も定められております。これは世界中のマクドナルドの農場から店舗に至るまでの全てのサプライチェーンプロセスに適用されており、サプライヤーの認証、サプライヤーにおける品質及び衛生の管理、定期的な監査が含まれております。

Q4.日本マクドナルド向け輸出鶏肉の食鳥処理場での処分率(処分羽数(と殺禁止、全部廃棄、一部廃棄羽数/検査羽数))を教えてください。
A4.弊社は、マクドナルドのグローバル基準に従い、品質および衛生管理の最適化に取り組んでおります。弊社はすべてのサプライヤー(養鶏場、食鳥処理場を含みます)に対して、厳格なグローバル基準を満たすよう要求しており、それが遵守されているかを確認しています。また、今回の報道直後に、河南大用食品の工場を監督する行政機関が工場の調査を行い、報道されたような衛生上の問題を示す証拠は一切見当たらなかったことを公式にコメントしております。

Q5.輸出企業では、中国圏内向けの鶏と日本マクドナルド輸出向けの鶏とは、養鶏場や食鳥処理場などでどのように区別管理されていますか。
A5.弊社の鶏肉原材料は、マクドナルドのグローバル基準および日本の食品衛生法に基づく基準をいずれも満たすよう管理されております。

Q6. 中国の養鶏場や食鳥処理場を監視する日本人担当者は常駐していますか。
A6. マクドナルドのグローパノレ基準により認証を受けた製造業者であるHusiFood Companyが、マクドナルドの品質及び衛生の管理にかかわる基準に基づき中国の養鶏場や食鳥処理場に対して監視しています。