食品添加物表示制度に関する検討会についての抗議並びに要望

2019年4月22日
19FSCW第2号
 消費者庁長官 岡村和美様
食の安全・監視市民委員会
代表 神山美智子
食品添加物表示制度に関する検討会についての抗議並びに要望
 

2019年4月18日に開催された食品添加物表示制度に関する検討会では、ペーペーレスであるとして資料の会場配布はありませんでした。
しかし、ホームページに掲載された資料は膨大であり、家庭用のプリンターで印刷することは個人の傍聴者にとっては大きな負担であり、全ページを印刷することはほとんど不可能です。また、カラープリント機能のないプリンターもあり、会場説明において、「赤の部分」などと言われても分からなかったという声もあります。

しかも、会場ではスクリーンを使用した情報提供もありませんでした。
ペーパーレス化は、環境に配慮する施策の一環と思いますが、結局タブレットや小型パソコンを持っていない参加者において、膨大な紙を消費させる結果となっています。このことは、事実上消費者個人の傍聴・参加を排除する結果となっています。

強く抗議するとともに、次回以降の開催につき、希望する傍聴者には紙ベースの資料を配布するなど、消費者個人が参加しやすくなる方法を実施されたく要望します。

以上