食品添加物に関するシンポジウム開催の申し入れ

07FSCW第24号
2008年2月7日
食品安全委員会 委員長 見上彪 様

岐阜県知事 古田肇 様

食の安全・監視市民委員会
代表 神山美智子
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-9-19-207
NPO法人日本消費者連盟気付
Tel 03(5155)4765 Fax 03(5155)4767

食品添加物に関するシンポジウム開催の申し入れ
 先日は「『食品の安全・安心シンポジウム』の講師選定への抗議と質問」(文書番号07FSCW第21号)にご回答いただきありがとうございました。

当委員会が問題にした講演は、貴委員会からのご回答に「より穏当な表現にしたほうがよいと思われるところもあります」と書かれているように、食品添加物について知りたいと集まった一般市民に対する内容としては決して相応しいものではありません。また、「様々な立場によって多様な考え方があるという認識の下」で行われるべきリスクコミュニケーションとしては、食品添加物推進派のみによる講演では不十分です。賛成派、反対派双方の意見を提供し、その上で市民によるディスカッションが行われるのが本来のリスクコミュニケーションのあり方だと考えます。

つきましては、情報の公平性を確保するために、食品添加物の安全性に疑問を呈する専門家を講師とするシンポジウムを貴委員会と岐阜県の主催で早急に開催されますことを要求します。

開催する場合はその旨を、開催しない場合はその理由をご連絡いただきたくお願い申し上げます。回答は、2008年2月21日(木)までにいただきたく重ねてお願い申し上げます。