魚介類に関するマイクロプラスチック含有調査についての東京都消費生活条例第8条に基づく申し出

19FSCW第17号
2019年10月2日
東京都知事 小池百合子様
食の安全・監視市民委員会
代表 神山美智子
東京都消費生活条例第8条に基づく申し出
 

私たちは食品の安全につき、調査・監視を行うことを目的とした団体です。
2015年、東京農工大学農学部環境資源科の高田秀重教授の研究によると、東京湾の埠頭で釣ったカタクチイワシの8割の消化管から様々なプラスティック片が検出されたと報告されています。また、2018年に行われた千葉工業大学亀田豊と藤田恵美子「鶴見川における水中マイクロプラスティックの存在特性」によれば、鶴見川河川水中では、源流では少数のコンタミによるポリエチレン粒子しか検出されなかったものの、浄化槽排水や無処理の排水が流入する地点など、他の地点では、マイクロプラスティックがより多く検出されているとされています。

このような事実は、東京湾で採取される魚介類等の水産物がマイクロプラスティックに汚染されていることを示しており、その結果、都民は内臓にマイクロプラスティックを含む魚介類製品を摂取している恐れもあります。

東京都は、消費生活条例9条、10条に基づき、マイクロプラスティック含有魚介類商品の安全性調査、危害の防止に関する措置をとっていないと思われます。
そこで当会は、東京都卸売市場で取り扱う魚介類商品について、マイクロプラスティック含有の有無及び安全性に係る調査をされるよう求めます。

以上